【グループディスカッションの攻略方法】立ち回り方のコツをつかめば簡単!

グループディスカッションをどのように立ち回れば良いのか分からない・・・と苦手に感じている人は多いかと思います。

現役人事の私がグループディスカッションの攻略方法をお伝えします。

グループディスカッションはあることを知っているだけで突破率が大幅に変わりますのでぜひご覧ください。

グループディスカッションの攻略方法

グループディスカッションの攻略方法はズバリお作法に沿って議論に貢献することです。

議論に貢献といってもそれが難しいと思われるかもしれませんが、実はものすごく単純です。

議論にはお作法がいくつかありますので、それを知っていればお作法の部分だけを狙いすまして発言するだけで簡単に合格します。

そのお作法とは、「前提の共有」と「論点の決定」です。

前提の共有

前提の共有とは、その名前のとおり議論の前提事項を共有することです。

例えば、「A社をV字回復させるには?」といったテーマがあったとすると、このまま議論を進めると、M&Aをする、新規事業を立ち上げる、不採算事業から撤退するといった形で議論が発散していきます。

これではひとつの意見に集約するのが非常に難しくなります。

そこで、最初に前提事項を共有し、みんなで同じ前提事項に沿って意見を出し議論するのです。

あなたは最初にこう言いましょう。

「V字回復は何を指すのか曖昧なので、最初にV回復の期間や回復幅の定義を決めてから議論を進めませんか。

V字回復を3年で赤字からの脱却とするのか、5年で売り上げ3倍と定義するのかで方法は大きく変わってくると思いますがいかがでしょうか。」

この一言を皮切りに定義を決めて、みんなでその定義を充足するように議論をしていけば意見が発散しなくなります。

また、この議論のベースを作った発言をしたあなたはそれだけで合格するでしょう。

論点の決定

論点の決定とは、何を議論するのかを決めるということです。

例えば、「ラーメン屋さんの利益を向上させるには?」といったテーマがあったとすると、このまま議論を進めると、新商品を開発する、SNSを使って広報する、駅から近い場所に移転する等いろんな意見が出てきてしまい、どれにも決めきれないといったことになります。

これでは議論が時間内に納得したひとつの結論にたどり着ける確率が低くなります。

そこで、何を議論するのかを最初に決めることが重要となります。

例えば、次のように一言発言するのです。

「利益は、利益=売上ーコストで、売上=客単価×客数、コスト=固定費+変動費になります。

利益を向上させるには、売上を上げるか、コストを抑制するかになるので、まずはどちらについて議論していくか決めませんか。」

そして、さらに次のように発言しましょう。

「売上とするならば、客単価を上げていく方法か客数を増やす方法をそれぞれ挙げていき、最終的にどちらかをベースに回答を作ることでどうでしょうか。」

すると、議論の方向性が定まり、最終的な結論にたどり着きやすくなります。

また、この議論の方向性を定める発言をしたあなたはそれだけで合格するでしょう。

なぜ簡単な攻略方法だけで合格するのか

そもそも、グループディスカッションは優秀な1人を選抜する選考ではなく、最低限のレベルに到達しているかを判断する選考として使われることが多いです。

そのため、グループでトップの活躍を見せ、天才的な発想を見せる必要はありません。

加えて、ほとんどの就活生はこれまで議論というもののお作法を習ったことがないため、周りのレベルは低いです。

その中で人事が見ている議論のお作法を意識してさえできれば、×をつけられることにはならないため、簡単な攻略方法だけ合格するのです。

グループディスカッションで一生懸命天才的な発想で斬新なアイデアを出そうとする方がいらっしゃるのですが、正直相当なことがなアイデアがよくて合格するということはあまりありません。

それよりも議論を推進するためのアクションができるか、議論をひとつにするために他の人と協力して進められるかといったところで合格かどうか決まるのがほとんどです。

グループディスカッションの練習方法

グループディスカッションの攻略方法が分かったら何度か実際にグループディスカッションを実施してみて練習しましょう。

攻略方法が分かっていてもさすがにぶっつけ本番ではうまくできないため、練習は必要です。

おすすめの練習方法は3つです。

グループディスカッション付イベントに参加する

最もおすすめなのは、グループディスカッション付イベントに参加することです。

本番は知らない就活生と一緒に議論しなければならないのでなるべく本番に近い形で練習できるのが一番です。

グループディスカッション付イベントでもっともおすすめなのが、デアイバという就活サービスを利用することです。

このデアイバのグループディスカッション付イベントは1日で4回以上のグループディスカッションを体験できてフィードバックももらえるので、練習にうってつけです。

ぜひ、以下から登録して活用してみてください。

友達と練習する

次におすすめなのは、友達と練習することです。

見知った人とやるので、緊張や遠慮なしに議論を進められてまずは良い議論の形を体験することができます。

また、フィードバックも率直にもらいやすいので、最初は友達と練習して少しつかんだら、グループディスカッション付イベントに参加するのがよいでしょう。

志望度の低い会社の選考で練習する

あまり大きな声ではおすすめできませんが、実際に選考の緊張感のなかで力を発揮する必要があるので、選考にグループディスカッションがあって選考時期が早い企業でなおかつ志望度がそこまで高くない会社の選考に応募して練習しましょう。

ただし志望度が高くないからといって他の人に迷惑をかけないように取り組むことは大前提となります。

まとめ

グループディスカッションは以下の議論のお作法を狙いすまして発言するだけで選考突破率が大幅にUPします。

・前提の共有
・論点の決定

そして、ある程度練習が必要なのでお作法を覚えたら練習をしましょう。

練習で一番のおすすめはデアイバのグループディスカッション付イベントの参加です。

ぜひ、以下から登録して早期にグループディスカッションを攻略してしまいましょう。

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