【会社探しは何から始める?】会社の見るべき観点を徹底網羅!

会社をどんな観点で探せばいいんだろうと悩まれる方も多いと思います。

今日は会社をどういう観点でみることができるかという点を解説していきます。

本記事を読むことで今後の会社の見方が変わってくると思いますのでぜひご覧ください。

大前提

大前提としては自己分析の結果がベースになります。

自己分析の結果、何を自分は重要視するのかがわかるとそれに合った部分を中心に会社を見て企業選定を進めていくことになりますので自己分析なしに会社選定をしてもうまく行かない可能性が高いということは認識しておいてください。

ただし、人間は知らないことは考えられないので自己分析しつつ企業研究も少しずつしていくことで、こんな仕事があるのか、こんな制度があるのか、こんな観点があるのか、これって当たり前じゃないのかといったことが分かってくるのでそれを使って自己分析を更に進めいきましょう。

まとめるとまず自己分析をやってみる、そこから企業研究をしつつ新たな観点を自己分析にフィードバックする、それをもってまた企業選定を進めるというサイクルを回していくことが大切です。

それを前提に、以下、会社の見方をご覧ください。

①企業のミッション
②業務内容
③育成方針
④カルチャー
⑤就業環境
⑥給与
⑦福利厚生

観点毎の詳細

①企業のミッション

こちらは必ず見ましょう。

大学の部活やサークルを探すときに、全国大会を目指してやっているところなのか楽しくやることを目的にやっているのかを全く見ずに入るコミュニティを決定するなどあり得ないと思います。

これと同じでどういう存在目的の会社なのかと自分の価値観が合っているかは見ておきましょう。

見ておくといってもさらっとではなくしっかり考えた方がいいです。

例えば、企業ミッションに入ってるその企業の影響範囲だけみても、人々の生活のためにといった範囲もあれば、挑戦者のために、日本の中小企業のために等様々です。

ここは面接で話す志望理由とも関連するのでしっかり言語化しましょう。

あと、ここが価値観と相違しているとやりがいを感じて仕事できる確率は低くなると思いますので優先順位としては高くすることをおすすめします。

②業務内容

ここは人によって仕事と割り切る人と興味のある業務をしたい人によって優先順位は大きく変わると思います。

その中で会社単位で見た大きな役割と実際の業務内容を混同させないように気をつけてください。

例えばお菓子を作る会社であればいろんなお菓子を考えられる仕事につけるかというとそんなことはなく、お菓子が売れるために必要な営業やお菓子を作るのに必要なシステムを構築・維持していくためのシステムの仕事等会社の役割とは少し遠い仕事をすることになる可能性が大いにあります。

お菓子を作ることに繋がっていると自分で納得できればよい人もいれば、直接お菓子を作ることに関わる業務でないと納得できない人もいます。

自分はどうか考え、実際どんな業務をしている人が何割くらいか、職種採用をやっているのかなどの情報を集めましょう。

③育成方針

ここはいざという時には転職したい、スキルを継続的に向上させたいと思っている人はできる限り情報収集した方がよいでしょう。

最低限、定年までジョブローテーションするようなゼネラリストを育てる会社なのか、一つ目の配属先でほぼ道が決まったり職種毎にキャリアが決まっているスペシャリストを目指す会社なのかは見ておきましょう。

説明会のみんながいるところだと具体的には教えてもらいづらいですが、OBOG訪問等の機会があれば評価制度や昇格制度など聞いてみましょう。

何が評価されてどのような人が昇格しているかはイコール会社がどんな人を育てたいと思っているかですので、会社としての育成方針が見えてきます。

④カルチャー

いろんな観点があるのでここは自己分析とともに観点を整理していくと良いでしょう。

例としては以下のような観点がありますが、会社からの公式情報では分からないことが多いので、口コミ、人事以外の社員から情報が入手できるOBOG訪問等を活用していきましょう。

 仕事のやり方

個人で成果を出すかチームで成果を出すか、縦社会の強さ、部署間コミュニケーション

 ビジネスとプライベート

飲み会の多さや強制具合、クラブやサークルなどの活動の活発さ、雑談におけるプライベートの踏み込み具合

⑤就業環境

人によっては最も重要なものと位置付けられるでしょう。

働き始めると就業環境の重要性に改めて気づくことも多いので優先度を高くして見ておくことをおすすめします。

会社が発表している事実ベースの情報、OBOG訪問の情報、口コミサイトの情報等から見定めていきましょう。

 業務時間

1日の定時就業時間が実は会社によって全然違います。

7時間の会社もあれば7時間半や8時間の会社もあります。

また定時就業時間が7時間でも残業代が出るのが8時間からの会社等もあります。

まずは定時が何時かはしっかり見ておきましょう。

あとは実際残業がどれくらいあるのかは把握しておきましょう。

ここでも定時との関係は目におきましょう。

定時7時間で月20時間の残業と定時8時間で月残業0時間は働いてる時間は同じで、定時7時間の方は残業代がもらえるならどっちが就業環境よいかは明白ですよね。

また、部署によって全然残業時間が違ったり、繁忙時期や忙しい時の最大値が違ったりしますので、会社の平均値だけでなく部署や職種単位のもっと詳細な情報を手に入れましょう。

 休日

実際の休みの取りやすさをまず確認しましょう。

カルチャーに近いかもしれませんが特に理由もなく休みを申請できる空気なのかは大切です。

OBOG訪問等で特に若手社員に聞くとよいでしょう。

あとは会社によっていろんな休みがありますので、そのあたりも確認していきましょう。

実は休みも給料が払われる休みと給料が払われない休みがあるのでそれぞれの休みが給料が払われるいわゆる有給の休暇なのかは確認すると良いでしょう。

 ファシリティ

仕事のストレスを減らすには実は物凄く大事だったりします。

駅から雨に濡れずに会社まで行けるか、食堂があるのか、会社の近くに安価な定食屋があるのか、PCのスペック、ディスプレイ、社用携帯があるか、在宅勤務のための機器類が準備されるか、席の間隔が広いか、等挙げ出したらきりがありません。

毎日のことなので細かなことでストレスが蓄積されるので普段の生活でストレスになることなどあればそれが会社だとどうかと考えてみると観点が見つかるかもしれません。

⑥給与

多くの人にとって最も重要度が高いでしょう。

給与は会社によって考え方が全然違うので、以下の点を軸に自分が求めているものか見ていきましょう。

前提として、以下に記載の点は基本的に細かくは教えてもらえないですが、どういう観点で給与というものを考えるかは重要なのでしっかり意識して考えてみてください。

 初任給

そこまで重要ではなかったりするのですが最初の数年の生活がどうなるかはある程度見えるので確認しておきましょう。

 昇給スピード

いつ、どれくらいは抑えましょう。

平均的に毎年上がっていくところもあれば、昇格時に一気に上がるところもあります。

ずっとほとんど上がらない会社もあるので注意が必要です。

昇給も何百円という会社から何万円とか何十万円といった会社もあるので初任給に騙されずに確認しましょう。

 バラツキ

最高評価を取り続け最速で出世した人がどれくらいもらえて、普通の評価の人がどれくらいもらえて、それらの数の割合がどれくらいかは把握できると良いでしょう。

あとは、どこで昇格が止まる人が多いのか、その階層の給料はどれくらいかも把握できるとよいでしょう。

 ボーナス

まずはボーナスがあるかどうか、年何回出るかは確認しましょう。

そして、ボーナスの特性をできるだけ確認しましょう。

特性とは、何に連動してボーナスの額が決まるかです。

会社業績に連動するところもあれば、個人評価に連動することもあれば、その両方に連動することもあります。

例えば会社業績に連動する場合、赤字ならボーナスなし等も普通にありえます。

そのような特性を把握したうえで、どれくらいもらえる可能性があるのかを確認しましょう。

また基本給の◯ヶ月分という計算方法の場合は基本給の伸び率を見ておかないとどれくらい賞与が増えていくか分からないのでそのあたりも気にしておくとよいでしょう。

⑦福利厚生

ここはどんなものがあるかをまず把握したうえで、大切にしたい要素を考えましょう。

 家賃手当

もっとも一般的な福利厚生です。

額や支給条件が会社により様々なので確認しましょう。

転勤が多い会社ほど充実しているので、転勤とのトレードオフでどっちを重視するか考えておくと良いでしょう。

 食事手当、社員食堂

通常の昼食、休日出勤、出張時の食事等会社のよって補助があったりします。

また、格安の社員食堂などがある会社もあります。

ちなみに食堂のありなしは人生のQOLを結構左右するとおもいます。

 レジャーや施設の割引、保養所

レジャーや施設の割引券がもらえたりする制度を導入していたり、会社所有の保養所に格安で泊まれたりします。

ここも会社により本当に様々なのでよくみましょう。気にしない人はわざわざ見なくてもよいレベルのものです。

 その他

会社によって本当にいろいろありますので、いろんな会社を見ながらこういうのもあるのかという風に見つけて他の企業はどうなのかを見て観点を増やしてください。

まとめ

以下の観点を参考に自分自身が何を重視するのかを明確にしていきましょう。

そうすると自ずと自分に合った会社が見えてきます。

①企業のミッション
②業務内容
③育成方針
④カルチャー
⑤就業環境
⑥給与
⑦福利厚生

 

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